見た目は誠実そうなのに、不倫をしても平然としている男性です。子供にはいいお父さんですが、夫としては絶対にないなと思う男性でした。恋人としてなら本当に最高な男性で、優しくて何事にもスマートな男性でした。当時私はバンドを組んでいて、そのメンバーの1人でした。最初は奥さんとお子さんがいることを知らずに、付き合っていたのですが、ある時、SNSで彼が結婚していることを知り、問い詰めたところいるとこのとのことでした。それでも、彼は奥さんとはうまくいっていなくて、もうすぐ離婚するから別れないでくれと言われて、不倫という形で関係を続けていました。彼は、本当に優しくて、頼りになって、結婚しているのにバンド練習後、毎回デートをしていました。結婚しているのに、毎回奢ってくれたり、旅行もしたり、遅くまでデートが出来たりして、本当に彼が結婚しているのか疑わしいぐらい一緒にいる時間は多かったです。本当に幸せで、不倫という関係はもうすぐ終わるよと言われていて、私は彼の言葉を信じ、奥さんには罪悪感があったものの、そのままの関係を続けていました。早く離婚をすることを心から願っていました。今となっては最低なことをしていたなと思いますが、当時は奥さんの気持ちもお子さんの気持ちも全くの無視で、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。もし、不倫関係にある方で、男性や女性が、もうすぐ離婚するから待っててと言われても、その言葉をうのみにせず、離婚をしてからお付き合いをすることが当然ですが大切です。これは、私の経験でもありますが、もうすぐ離婚をするからと言って、全然離婚をせず、自分が振られて傷つくのは目に見えています。人にしたことは結局は自分に返ってきます。奥さんやお子さんを悲しませてまでつかんだ幸せなんてあるはずありません。そんなことを言って近寄ってくる男性ともし結ばれたとしても、いざ自分が奥さんになったときにも同じことをされるのだということを忘れないことです。外見は身長が高く、顔もくっきりと整っていました。しかし、男らしさが感じられない性格で、なよなよとした頼りがいのない印象でした。優柔不断で、選択肢はすべてこちらに任せてくるような決断力に欠ける男性でした。高校時代の同級生で、友人の紹介で出会いました。彼は学校であまり目立つほうではなく、紹介されてからやっと彼の存在を意識するようになりました。
音楽の趣味が一緒で、好きなアーティストの話をするうちにだんだんと好きになっていきました。おすすめの曲を教え合ったり、持っているCDを貸し借りしたりなど、音楽を通じての交流が多かったです。
話すようになってからは、校内で自然と彼のことを見付け、目で追うようになりました。付き合う前は、共通の趣味もあったし、カラオケでの選曲もセンスいいなと感じていました。
しかしいざ付き合ってみると、どうも恋人らしいことができず、友達の延長線のような関係が続いていきました。お互い緊張しやすい性格もあってか、デートの時も手を繋ぐことはなく、はたから見たら恋人同士に見えなかったのではないかと思います。
高校生らしい清純なお付き合いといえばそれまでですが、あまりに実感がなさ過ぎて友達にも報告できずじまいでした。恋愛するにあたって自分との性格の相性はとても大事で、私の場合、優柔不断な人はあまりタイプがよくありませんでした。もっと自己主張が強く、どんどん引っ張っていってくれるような亭主関白な人が合っていたのだと思います。当時の彼も、優しくて悪い人ではなかったのですが、ときめくことも少なく、友達のままの関係を続けた方が上手くいっていたと思います。お付き合いを初めて1月位で私から別れを告げました。最初は気まずかったけど、今では前のように仲の良い友達に戻れています。